2014年5月28日水曜日

計算機+ 式が見える電卓 有料版をリリースしました



計算機+ 式が見える電卓 有料版をリリースしました。
無料版との差異は以下の通りです。


計算機+ 式が見える電卓 専用のシートを作って計算を自動化する

計算式が決まっていて、その中の一部の値を変えて繰り返し計算するような場合、
「計算機+ 式が見える電卓」有料版の機能を使って効率化できます。
専用のシートを作成して、計算を自動化します。

一つの例として、円周と円の面積を計算するシートを作成します。

1. シートを作成する


シートを作成する手順についてはこちらを参照してください。


2. 計算の入力値をきめる


今回は円の半径が入力値になります。ここでは仮に「10」と入力しておきます。
次に式に名前をつけます。式をスワイプして、「名前を編集」を選択してください。


3. 計算式を入力する


円周と面積を求める式を入力します。半径は、先ほど作成した行を参照します。参照するためには、半径の行の「10」の部分をタップしてください。

参照は緑色で表示されます。また、式の名前「半径」も表示され参照関係が分かりやすくなります。


作成した式も名前をつけておきます。
これでシートは完成です。

4. シートを使って計算する


「円」シートを開き、「半径」行をタップします。
半径の値を変更すると、円周、円の面積が自動的に更新されます。


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2014年5月26日月曜日

計算機+ 式が見える電卓 集計バーの使い方

「計算機+ 式が見える電卓」の「集計バー」は、たくさんの項目を合計するような場合に便利です。

さらに、合計だけではなく、合計(税込)、平均、最大、最小、件数などの集計に切り替えることができます。

ここでは、買いものの合計金額を計算する場合を例に説明します。

1. 集計バーを表示する


最初は集計バーは隠れています。ボタンを押すとキーボードの上に出てきます。集計バーを隠すときはもう一度同じボタンを押します。


2. 集計の種類を選ぶ


最初は「合計」が選択されています。他の種類を選ぶために、集計バーをタップします。


以下の10種類から選択できます。ここでは「合計(税込)」を選択します。


  • 合計
  • 合計(税込)
  • 平均
  • 最小
  • 最大
  • 件数
  • 分散
  • 標準偏差
  • 不偏分散
  • 不偏標準偏差


3. 数のリストを入力する


これまでの履歴が残っている場合は、「AC」を押して全ての履歴を消すか、有料版の場合は新しいシートを作成してください。

あとは金額を順に入力していくだけで、集計結果がリアルタイムに「集計バー」に表示されます。


「100」を入力すると、集計バーには「108」が表示されます。
次の行の「200」を入力すると、「324」となります。

「合計(税込)」は、全部の行を足し合わせた後に、8%の税金分を加算したものを表示します。(税率は設定でカスタマイズ可能です)

150円のものを2個、500円の2割引 といった計算もできます。


リスト全体を見たいときは、リストを下に引っ張ってキーボードを隠すことができます。


一度入力した行は編集できます。計算式を修正するためには、行をタップしてください。スワイプで行の複製/削除も可能です。


また、有料版では行に名前をつけることもできます。


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計算機+ 式が見える電卓 複数のシートを作成する

計算機+ 式が見える電卓 有料版では複数のシートを作成できます。
用途に応じてシートを使い分けられます。

無料版ではこの機能は使用できません。

1. シートを作成する


左上のボタンを押して、シート管理画面に移動してください。
右上の「+」で新しいシートを作成できます。


シートの名前を入力して「完了」してください。新しいシートが作成され、計算機の画面に移動します。
シートの名前は、無題のままでもかまいません。


2. シートを編集する


シート管理画面では、シート名の編集、シートの複製/削除ができます。
全てシートのスワイプで実行できます。


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計算機+ 式が見える電卓 カスタマイズ

「計算機+ 式が見える電卓」では、設定で以下の項目を変更できます。

  • 小数点以下の表示桁数
  • 文字の大きさ
  • 角度(度/ラジアン)
  • 税率(0〜100 1%単位)
  • クリック音の有無


文字の大きさを変える


左が最小(20pt)、右が最大(32pt)です。


計算機+ 式が見える電卓 シートをメールなどで共有する

「計算機+ 式が見える電卓」有料版ではシート全体をメールやメッセージで送ることができます。

無料版にはこの機能はありません。

シートをメールなどで共有する


シートを開いた状態で、右上のボタンをタップしてください。
次にどのような方法で共有するかを選択します。


以下のような内容のテキストを送信できます。
合計も含めて共有したい場合は、予め「集計バー」を表示した状態で共有ボタンを押してください。


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2014年5月25日日曜日

計算機+ 式が見える電卓 式の参照のつかいかた

「計算機+ 式が見える電卓」は、計算の結果を他の計算で使うことができます。
この関係を「参照」と呼びます。

参照されている計算式を修正すると、それを参照している式が連動してすべて再計算されます。

1. 式を参照する


以下のような計算の履歴を利用して、計算式を作ります。


参照するためには、式の入力中に、参照したい式の答えの部分をタップします。
参照した部分は緑色で表示されます。


もう一つ参照を設定してみます。
これで、2つの式を参照した計算式ができました。


2. 参照されている式を編集する


参照されている式を編集すると、それを参照している式も自動的に再計算されます。


3. 前の行の計算結果を利用する


前の行の計算結果を使って計算を続けたい場合は、式の先頭に+,-,×,÷を入力してください。
自動的に、前の行を参照します。


参照を用いていますので、1行目を編集すると2行目も自動的に更新されます。


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計算機+ 式が見える電卓 計算の履歴

「計算機+ 式が見える電卓」 では、計算の履歴をいつでも確認できます。
また、式を編集して再計算したり、複製/削除、コピー&ペースト、参照などの方法で再利用できます。

「参照」については別の記事で説明します。

1. 履歴を確認する


履歴を広い画面で見たい場合は、キーボードを隠すことができます。
履歴リストを下に引っ張ると、キーボードが下がっていきます。


再びキーボードを出すためには、リストを上にドラッグするか、編集したい行をタップしてください。


2. 履歴の編集


履歴を編集して、再計算できます。
編集したい行をタップしてください。もしくは、修正したい数、記号を直接タップしてください。
計算式を修正すると、即座に再計算されます。


行をスワイプすると、計算式の複製、削除ができます。


3. コピー&ペースト


履歴を長押しして、コピーができます。

  • コピー ・・ 計算の答えをコピーします。
  • 式をコピー ・・ 計算式全体をコピーします。



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計算機+ 式が見える電卓 基本的な計算のしかた

「計算機+ 式が見える電卓」での基本的な計算のしかたについて説明します。

1. 基本的な計算


アプリを起動して、数式を入力します。


計算機+は全ての計算をリアルタイムに実行します。「=」を押す前から、仮の答えが表示されます。「=」を押すと計算が確定され、次の行に進みます。


長い式も一度に計算できます。


2. 計算の優先順位


足し算、引き算とかけ算、割り算が混ざった式では注意が必要です。四則演算の優先順位に従って解きますので、一般的な電卓とは答えが違います。(iOSの純正「計算機」と、計算機+は同じ答えです。)


足し算を優先したい場合は、括弧をつかいます。
括弧を入力するためには、ボタンを押して「8」の上のキーボードを切り替えてください。
もしくは、キーボードの上で左にスワイプしても切り替えられます。


もしくは、2行に分けて計算することもできます。
式の最初に+,-,×,÷ を入力すると、前の行の計算結果を使って計算を続けられます。
この場合は、1, +, 2, =, ×, 3, = の順序で入力します。


3. 履歴の削除


入力した計算式と答えは全てリストに表示され、さかのぼって確認できます。
それを全て削除するためには、「AC」を押してください。


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